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2015/02/05ディスカバー大阪谷町線

野江内代駅

駅出口の背後には小学校の校舎があります。

駅出口の背後には小学校の校舎があります。

野江内代(のえうちんだい)駅は、大阪市都島区と城東区の区境にある谷町線の駅です。都島通の地下に位置し、至近には都島通と城北筋が接続する、交通量の多い「野江4交差点」があります。野江内代の駅名は「野江(のえ)」と「内代(うちんだい)」の二つの地名を合体させたもので、城東区側が野江、都島区側が内代です。駅の南東350mには京阪本線の「野江駅」があります。市街地から少し離れた閑静な住宅街エリアですが、南方向への一本道で1キロ強、京橋界隈にアクセスできるという利便性もある地域です。

■周囲は人口密度が高い住宅エリアです

野江のある城東区は歴史の古い地域で、豊臣秀吉が大阪城を築城するときには、防御の策として、周辺に折れ曲がった道路を開きました。これが有名な「関目の七曲り」です。明治以降も水田が広がる静かな低地でしたが、明治42年の新淀川の開削により、広大な住宅用地が生まれ、一気に都市化が進みました。現在では政令指定都市の全行政区で、最も人口密度が高い区になっています。
また内代のある都島区も、江戸時代に都市近郊の農村地帯として開墾され、明治以降の大阪の急速な発展で、住宅地・工業地・商業地の混在した、大阪市北部有数の産業地区となったエリアです。
戦後も繊維業や軽工業を中心に発展しましたが、1970年代以降は地価の高騰やドーナツ化現象などで、工場は郊外に移転。今度は都心に近接した交通の便の良い住宅地として、再開発が進められています。

都島通と城北筋が接続する「野江4交差点」。

都島通と城北筋が接続する「野江4交差点」。

城北筋はまっすぐ城北公園方面に伸びています。

城北筋はまっすぐ城北公園方面に伸びています。

■大型スーパーが集客合戦の真っ最中?

野江内代駅の1番出口は、珍しいことに小学校のまん前です。駅周辺は住宅街なので、オフィスビルこそありませんが、大型の商業施設がいくつもあります。
都島通を北東に進み、JRのガードをくぐるとスーパーマーケットの「ネックス旭東」と「阪急OASIS」があり、また「野江4交差点」から城北筋を北上すると「関西スーパー」とホームセンターの「コーナン」があります。通勤帰りにお買い物をされる方が多く見受けられます。
また幹線道路沿いというよりも、住宅街に埋もれるように、中小のクリニックもたくさんあります。
野江内代駅は、2018年開業のJRおおさか東線の「野江駅(仮称)」との乗り換え駅になる予定もあります。将来のさらなる発展が楽しみな地域です。

都島通ぞいのスーパー「阪急OASIS」

都島通ぞいのスーパー「阪急OASIS」

城北筋ぞいの「関西スーパー」。

城北筋ぞいの「関西スーパー」。

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