2015/01/29ディスカバー大阪谷町線
2015/01/29ディスカバー大阪谷町線
駅は交通量の多い「関目5交差点」の地下にあります。
関目高殿(せきめたかどの)駅は、大阪市旭区の南端、城東区との区境にある谷町線の駅です。京阪国道(国道1号線)と都島通が接続する「関目5交差点」の地下に位置し、始発の「大日駅」からずっと、京阪国道の地下を走ってきた谷町線は、ここからは都島通の地下を走ります。関目高殿駅の駅名は「関目」と「高殿」の二つの地名を合体させたもので、城東区側が関目、旭区側が高殿になります。駅の至近には京阪本線が走り、駅の南側に京阪の「関目駅」と、地下鉄今里筋線の「関目成育駅」があります。
関目高殿駅の地上部分は、京阪国道と都島通が接続する、交通量の多い交差点です。幹線道路沿いにはオフィスや商業施設が建ち並び、一筋入れば静かな住宅街が広がっています。
もともと関目は歴史の古いエリアで、平安時代から集落があり、関目という地名は、この地に見張所(目で見る関所)があったので名付けられました。その後、豊臣秀吉が大阪城を築城するとき、防御の策として、周辺に折れ曲がった道路を開きました。これが有名な「関目の七曲り」です。
明治以降も水田が広がる静かな低地でしたが、明治42年の新淀川の開削により、広大な住宅用地が生まれ、交通の便が良かったこともあり、一気に都市化が進みました。現在でも城東区は政令指定都市の全行政区の中で、最も人口密度が高い区になっています。
駅前の商業ビルには小規模店舗が雑居しています。
駅の南側には京阪電鉄関目駅のガードが見えます。
駅前には大阪マツダの本社があり、道路に面してカーディーラーが併設されています。
また人口密集地帯だけあって、中小規模の医院、クリニックがたくさんあります。幹線道路に面したビルやマンションに、数多くのクリニックの看板が出ていますが、これらは地元住民だけでなく、谷町線で「大日駅」あたりから通勤する人たちも、途中下車し通院されています。
幹線から一筋入ると、中低層のマンションや住宅が密集していますが、その中にも町医者が埋もれています。さらに居住人口が多いため、駅前を中心に学習塾なども点在しています。
特に城東区側は、高層マンションの建設もさかんで、さらなる人口増加が見込めるエリアです。
駅の北西にある大阪マツダ本社とディーラー。
クリニックも数多く看板を出しています。