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2015/01/07ディスカバー大阪谷町線

谷町線 太子橋今市駅

駅の地上部にある「京阪本通1」の交差点

駅の地上部にある「京阪本通1」の交差点。

太子橋今市(たいしばしいまいち)駅は、大阪府守口市と大阪市旭区の境界線上にある谷町線の駅です。京阪国道(国道1号線)と内環状線(国道479号線)の交差点の地下に位置します。2006年に市営地下鉄今里筋線が開通し、谷町線から今里筋線への乗り換え駅になりました。守口市は室町時代から続く歴史の古い街で、江戸時代には京街道の宿場となり、明治以降も街道筋の要所として栄えてきました。旧国名では守口市は河内の国、大阪市は摂津の国ですから、市境は昔の国境。両市にまたがる太子橋今市駅は大昔の国境の駅なのです。

■歴史の古い「太子橋」と「今市」

太子橋今市駅は、守口市側の「太子橋」と、大阪市側の「今市」の二つの地名を合体させた駅名です。京阪国道の、太子橋今市駅の真上部分に「太子橋交差点」があり、そこから200mほど大阪市側に「今市交差点」があります。
太子橋はその名の通り、聖徳太子とゆかりが深い土地です。飛鳥時代に聖徳太子がこの地を視察に訪れ、大庄屋「田嶋家」にご自身の自画像をプレゼントしました。それ以来、田嶋家では太子祭が催され、戦前まで大いに賑わいました。
また今市はかつては「今市の渡し」で知られた土地です。すぐ北側の淀川にかかる豊里大橋ができるまで、なんと300年間も、旭区と東淀川区をつなぐ渡し船が運行されていました。

京阪国道とクロスする内環状線(国道479号線)

京阪国道とクロスする内環状線(国道479号線)

今市商店街のアーケードは、千林までつながっています。

今市商店街のアーケードは、千林までつながっています。

■街道筋の街にもお宝が埋もれている!

現在の駅周辺は、街道筋の街らしく、駅周辺は幹線道路の沿道ぞいに金融機関や商業ビルが建ち並んでいます。地元ならではの古い老舗企業も。
商業施設としては、今市交差点の南側に「今市商店街」のアーケードがあります。このアーケードは千林方向に延々と続き、千林商店街とつながっています。また今里筋線の駅近くから、「京阪商店街」のアーケードが守口方面に伸び、「旭通商店街」につながっています。古い街の各エリアをつなぐように、商店街のネットワーク網がある印象です。
また内環状線沿いにはベッド数494の「関西医科大学附属滝井病院」があり、駅前には複数のクリニックが同居したビルもあります。幹線道路から一筋入った住宅街にも医院が点在しています。

クリニックが集まっているビル。

クリニックが集まっているビル。

幹線から一筋入れば閑静な住宅街が広がります。

幹線から一筋入れば閑静な住宅街が広がります。

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