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2014/09/10ディスカバー大阪中央線

高井田駅

中央大通とJRおおさか東線の高架下にある高井田駅。

中央大通とJRおおさか東線の高架下にある高井田駅。

高井田駅は大阪市に隣接する東大阪市の西端にあります。大阪を東西につなぐ中央大通の真下にあり、頭上には阪神高速東大阪線の高架。さらに南北方向に走るJRおおさか東線の「高井田中央駅」が隣接しています。周辺住民だけではなく、JRおおさか東線の沿線住民が、大阪市中心部に出るときの乗り換え駅になります。東大阪市は「中小企業の街」として有名ですが、中央線沿線は市内直結のベッドタウンとしての顔も持っています。

■発展が予想される職住近接タウン

高井田駅の出口を上がると、すぐ目の前に「高井田中央駅」。連絡通路はありませんが、アクセスは良好です。東大阪市の西側を南北に走るJRおおさか東線は、2008年に放出(はなてん)駅から久宝寺駅間が部分開通しました。さらに2019年に新大阪駅までの全線が開業すると、大阪の東側の南北アクセスが向上し、駅の乗降客も大きく増えることでしょう。
駅の周囲は、幹線道路沿いにオフィス、住宅、工場が混在する、典型的な郊外エリアですが、駅前には大型のマンションが数多く並んでいます。高井田駅から本町駅まではわずか11分。大阪市西部もそうでしたが、東部でも都心直結の住宅開発が進められていますね。

高井田駅からJRおおさか東線の駅はすぐ。

高井田駅からJRおおさか東線の駅はすぐ。

JRおおさか東線の「高井田中央駅」。

JRおおさか東線の「高井田中央駅」。

■工業地帯から住工混在へ。変わりゆく東大阪市。

幹線道路から一筋入ると、たくさんの事業所や工場が目につきます。東大阪市は、河内平野のほぼ中心、約62平方kmの市域に、6千以上の工場が集まる工業都市です。工場の99%が中小企業、ということで「中小企業の街」と呼ばれています。
大正時代から昭和初期にかけて、「大阪電気鉄道」の開通などで都市基盤ができ、大阪市内にあった工場が次々に移転してきたことがはじまりです。地場産業である機械金属関連は、戦争の被害も少なく、戦後の高度成長期には「松下」「シャープ」「三洋」の家電王国の下請けとして大きく発展しました。
現在、日本のモノづくりは冬の時代といわれていますが、中小企業が必要とされない時代はありません。東大阪市には世界最高水準の技術やノウハウを持つ企業もたくさんあります。
工業地帯から住工混在地へ。変貌していく地域のこれからが楽しみです。

駅前には職住近接の大型マンションがたくさん。

駅前には職住近接の大型マンションがたくさん。

 

街のいたるところに小さな事業所や工場があります。

街のいたるところに小さな事業所や工場があります。

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