大広メディアックス車内ガイド放送や
交通・屋外広告媒体の取扱い

お問い合わせ

2014/08/06ディスカバー大阪中央線

中央線 堺筋本町

高速道路の高架と一体化した「船場センタービル」地下に駅があります。

高速道路の高架と一体化した「船場センタービル」地下に駅があります。


堺筋本町駅は大阪市の中心地にあり、地下鉄中央線と堺筋線が連絡する駅です。本町駅との距離はわずか1キロ。1日約11万人の乗降人員は、堺筋線では1位。中央線でも本町駅に次いで2位。大阪市営地下鉄107駅の中でも10位とトップクラスの利用率を誇っています。駅の地上は大阪市を東西に走る大動脈、中央大通と阪神高速。その阪神高速の高架下には「船場センタービル」という商業施設が、隣の本町駅から1キロも続いています。

 

■大阪の繊維産業の中心エリアです

もともと堺筋は江戸時代の船場から堺に抜ける街道で、そのため「堺筋」の名前がつけられました。明治から大正期には「三越」「高島屋」といった有名商店が店を構える、大阪のメインストリートだったのです。その後、昭和12年に竣工した御堂筋にトップの座を譲りましたが、今でも堺筋沿いに本社をおく大阪の老舗企業が多くあります。
また大阪は明治時代から、繊維産業で栄えました。現在でも厳しい国際競争の中で、国内トップレベルの規模を誇っています。そのため堺筋周辺には繊維企業が集中しています。

その中核のひとつが、阪神高速高架下の「船場センタービル」で、繊維卸や専門店、飲食店など約900社が軒を連ねています。この商業施設には大規模なリニューアル計画があり、東西1キロにもわたる外壁や通路を新しく現代的なデザインに刷新、2015年に生まれ変わる予定です。実に40年ぶりのリニューアル、地域活性化に大いに期待できます。

船場センタービルの堺筋本町側の出入口。

船場センタービルの堺筋本町側の出入口。

 

美しく改装されるイメージパースが公開されています。

美しく改装されるイメージパースが公開されています。

 

■関西の中小企業ビジネスの中核

堺筋本町は大阪の古い商業地の中心です。そのため「大阪商工会議所」や「マイドームおおさか」「大阪産業創造館」といったビジネス施設、産業振興施設があります。
なかでも「マイドームおおさか」は大阪市中心部にある最大の都市型展示ホールで、堺筋本町駅から徒歩6分。年間250件以上の利用で、127万人が来場しています。隣接する「大阪商工会議所」は大阪市内だけに限らず、関西を代表する経済団体で、会員数は3万6千件。大阪の中小企業ビジネスの中核がこのエリアにあります。

最後に堺筋本町のユニークなトピックス。「堺筋本町にはインド人が多い!」これは本当です。駅前にはインド総領事館やインド銀行があり、インド料理店もたくさんあります。これは繊維とインド貿易の関係が深かったため。大阪の産業史を感じさせますね。

マイドームおおさかは関西ビジネスの中核です。

マイドームおおさかは関西ビジネスの中核です。

 

大阪は川のある街。阪神高速の高架下に東横堀川が流れます。

大阪は川のある街。阪神高速の高架下に東横堀川が流れます。

路線ガイド・中央線

中央線の駅一覧

路線一覧

カテゴリー

最新の記事