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2014/06/08ディスカバー大阪中央線

大阪港駅

大阪屈指の人気施設「海遊館」

大阪屈指の人気施設「海遊館」

 

大阪港駅は中央線の始発駅、コスモスクエア駅から咲洲トンネルを抜けたところにある二つ目の駅です。大阪港は「築港(ちっこう)」「北港」「南港」の3つに分かれており、このうち一番古いのが「築港」です。完成したのが1929年(昭和4年)ですから、かなり歴史がある地域です。大阪港駅はその「築港」地区のほぼ真ん中に位置しています。

■古い港町に大型の集客施設が!

中央線のこの区間は高架になっています。咲州トンネルを抜けてから、列車は海底から高架の高さまで一気にあがります。
大阪港駅の南側は、昔ながらの港町の風景が広がっています。港で働く人たちの住宅や学校、海沿いには倉庫などが建ち並び、築港全体で人口は7,000人ほどです。
しかし駅の北側は、80〜90年代のウォーターフロント開発計画で次々に大型施設ができ、大阪屈指の観光スポットになりました。「海遊館」には年間で230万人、お隣の「天保山マーケットプレイス」はなんと614万人もの来場者があり、ほとんどが大阪港駅を利用します。
つまり人口7,000人の狭い地域に、年間数百万人の観光客が押し寄せているわけです。地域住民は駅からエリア全体に散っていきますが、観光客はほとんどが、築港交差点から天保山交差点へ北上する、1本のルートだけを通ります。

駅前の築港交差点。観光客はここから北上します。

駅前の築港交差点。観光客はここから北上します。

 

埋立地ながら駅前は都心と変わらない印象です。

埋立地ながら駅前は都心と変わらない印象です。

■意外にも周辺地域の病院エリアです

そして大阪港駅からお隣の朝潮橋駅にかけては、病院がたくさんあります。
まずは一般の人も利用できる「大阪船員保険病院」。地下1階、地上5階建てでベッド数275。周辺には他にも健康診断、歯科、皮膚科、リハビリといった専門病院施設もあります。特に大阪船員保険病院は、港区内で唯一の公的総合病院です。コスモスクエア地区にお住まいの方やニュートラム利用者も、ひと駅手前で降りて、こちらの病院に通う方がたくさんいます。
地域はバラバラで発展するのではなく、お互いに関係し合いながら発展します。これから大阪港エリアがどう変わっていくのか楽しみです。

 

大観覧車も年間で約56万人の利用があります。

大観覧車も年間で約56万人の利用があります。

 

裏通りには昭和の町並みが広がります。

裏通りには昭和の町並みが広がります。

 
※海遊館・マーケットプレイス・大観覧車の利用者数は平成22年の数値です。

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