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2014/11/24ディスカバー大阪堺筋線

恵美須町駅

恵美須町1
恵美須町駅(えびすちょうえき)は、大阪市浪速区の東側にある駅です。大阪市内を南北に走る「堺筋」の地下にあり、駅の北側は堺筋沿いに広がる「でんでんタウン」、南側は国道25号線をまたいで、阪堺電気軌道(路面電車)の「恵美須町駅」があり、新世界・通天閣方面へのメインストリートがあります。また駅の中ほどには阪神高速環状線の入り口があります。古くからの商業地であり、明治の「内国勧業博覧会」から大正期の古書街、戦後の電気街、そして現在では「オタクの聖地」へと、時代と共に大きな変化を繰り返しているエリアです。

■大阪最大の電気街は「オタクの聖地」に。

恵美須町駅周辺は、流行した業種に店舗が集中し、ブームが去るとまた別業種の店舗が乱立するというユニークな特色を持つ地域です。
戦後、電気部品や工具を扱う店ができたことから、高度経済成長期の家電ブームを背景に、大阪最大の電気街にまで成長。現在でも大型家電量販店は減ったものの、中小規模の家電店や専門店は生き残り、また海外向け免税品を強化する店舗が増えたため、アジアなどの団体観光客が集中するショッピングエリアになっています。
また電気街で有名だった時代から散見された「趣味嗜好の店」「マニアの店」が、恵美須町駅北側、堺筋の西側の通りに集中し、オタクのためのストリート、通称「オタロード」として人気を集めています。「オタロード」には同人誌、コスプレ、フィギュア、おもちゃ店などが軒を連ね、流行の「メイド喫茶」なども多数出店。平日でも歩行者が通行しにくいほどの賑いをみせています。

オタクの聖地「オタロード」にはコスプレ店員の姿も。

オタクの聖地「オタロード」にはコスプレ店員の姿も。

 

堺筋沿いの電気街。海外からの観光客がたくさん。

堺筋沿いの電気街。海外からの観光客がたくさん。

 

■駅の南側は新世界、通天閣などの観光地に直結。

恵美須町駅南側は、東西に走る国道25号線をこえて、新世界・通天閣へのゲートがあります。この一角は明治期に「内国勧業博覧会」の会場になり、その跡地の東側が「天王寺公園」になりました。西側の約2万8千坪が開発地となり、パリやニューヨークを模倣した「新世界」となったのです。
戦後に復興した新世界は、通天閣も再建され、庶民的な繁華街として栄えました。現在も昭和レトロな町並みが観光資源となり、特に海外からの観光客の大阪必見スポットとして存在感を見せています。
特に通天閣は2012年に100周年を迎え、大幅なリニューアルもあって、年間来場者数は130万人を突破しました。
また「天王寺動物園」は、本来の最寄り駅は隣の「動物園前駅」ですが、恵美須町駅から新世界を経由して動物園に入るルートがあり、観光に便利なので人の流れができています。天王寺動物園の年間入場者数は約180万人。通天閣と合わせて、巨大な観光地としてのポテンシャルを持つエリアといえます。

駅の南側は新世界・通天閣エリア。

駅の南側は新世界・通天閣エリア。

 

天王寺動物園方面に向かう地下通路。

天王寺動物園方面に向かう地下通路。

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