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2016/01/06ディスカバー大阪北大阪急行線

北大阪急行線　緑地公園駅

緑地公園駅のホームは、東西を幹線道路に挟まれています。

緑地公園（りょくちこうえん）駅は、大阪府豊中市の東端にある北大阪急行線の駅です。北大阪急行線はこの地域を南北に走る「新御堂筋」の上下車線に挟まれて走ります。ですから駅のホームも東西を幹線道路に挟まれ、道路の間に埋め込まれたようになっています。駅の西側には、大阪府を代表する「服部緑地（はっとりりょくち）」がありますが、それ以外は静かな住宅街が広がる、完全なベッドタウンです。商業施設は駅周辺と新御堂筋のロードサイドに集中しています。

■緑地公園のある高級住宅街です

そもそも北大阪急行線は、1960年代の千里ニュータウン開発と、1970年の大阪万博の会場アクセスのために開業した鉄道路線です。開業当初、この地域には「服部緑地」はあったものの、それ以外は竹薮を主とした山林でした。そこでこの駅は、周囲の宅地開発が進行し、沿線人口が増えた1975年に、他駅よりも遅れて開業となりました。周辺地域は今では大阪市北部を代表する高級住宅街になっています。
「服部緑地」は、約126.3ヘクタール、甲子園球場33個分（東京ドームなら27個分）という広大な敷地を有する緑地です。敷地内には緑豊かな自然のほか、「山ヶ池」など10以上の池や遊具が点在し、春から秋にかけて行楽客で賑わいます。園内のほぼ全域が風致地区に指定され、日本の都市公園100選や日本の歴史公園100選にも選ばれています。

新御堂筋の上下車線の間に埋め込まれた駅はユニークです。

駅の西側、駅ビル周辺にも商業ゾーンがあります。

駅の西口からの緑のストリート。徒歩5分で緑地公園に。さらに徒歩35分で阪急曽根駅に。

■充実のクリニック。専門学校と進学塾も！

緑地公園駅周辺は、高級住宅街の中にクリニックが点在しています。なかでも駅の東側、緑地公園駅東の交差点から、東方面に入る周辺が通称「クリニック通り」。歯科・内科・皮膚科から動物病院まで、地元医院が密集しています。
特に「千里山病院」は「強化インスリン療法」や「喘息のテーラーメイド医療」といった特徴的な治療を行っています。また高級住宅街という地域ブランドイメージのため、専門学校が集中。有名進学塾も教室を構えています。こちらは駅の西側から、緑地公園に至るエリアに集中しています。