2016/07/24ディスカバー大阪四つ橋線
2016/07/24ディスカバー大阪四つ橋線
頭上を阪神高速が走る、湊町南交差点の地下に駅があります。
なんば駅は、大阪市浪速区の北東端にある駅です。大阪市内を南北につなぐ主要幹線の「四つ橋筋」と、東西につなぐ「千日前通」の交差点の地下に位置します。駅の西側に、地下鉄御堂筋線と千日前線、近鉄大阪線の「なんば駅」があり、地下街で直結しています。またJR関西本線「難波駅」にも、徒歩での乗り換えが可能です。さらに地下街はそのまま南海電鉄本線の「なんば駅」につながり、市内と大阪南部をつなぐ玄関口になっています。頭上は阪神高速の15号線と1号環状線のジャンクションになっています。
なんば駅は大阪ミナミの中核となる駅で、1日の乗降人員は四つ橋線、御堂筋線、千日前線合わせて約33万人。周辺は地下鉄、近鉄、南海、JRの駅が密集する鉄道交通の要です。
この地域は、元もと江戸時代には近郊農村でしたが、明治以降、北側を流れる道頓堀周辺地域とつながって発展し、明治18年、阪堺鉄道(今の南海電気鉄道)の難波駅開業で大阪南部のターミナルとなりました。戦時には空襲で焼け野原と化したものの、再び商業、飲食の街として復興、「高島屋百貨店」「なんばCITY」などの大型商業施設を中心に、無数の物販、飲食店が連なる大阪屈指の商業地域になりました。
地域の経済規模は、ミナミ全体の一年間の商品販売額が約6,000億円といわれ、「大阪キタ」「天王寺・あべの」地区と並ぶ、大阪都心の商業集積地のひとつになっています。
駅の東側は、千日前通にそって繁華街が広がっています。
駅至近のビルは低層が商業、上層が「ホテルモントレ」になっています。
現在のなんば駅周辺は、地域の核である「高島屋大阪店(本店)」が、改修と増床により、売り場面積約7万8千m2と、西日本最大級の百貨店になりました。
また駅の北側、「なんばHatch」などがある湊町界隈は、南堀江ともつながって発展がめざましく、リバーサイドを中心に都会的でスタイリッシュな飲食や物販が増えています。一方で駅の東側、千日前方向の裏路地は、雑誌などで「ウラ難波」として注目され、アングラカルチャーの匂いのする飲食店が軒を連ねています。
「なんばHatch」のガラスのピラミッドは地域のランドマーク。
堀江からリバーサイドまで、めざましく発展している湊町界隈。
湊町リバープレイス周辺は、夜になるとライトアップされ名所となります。