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2016/08/24ディスカバー大阪四つ橋線

四つ橋線・花園町駅

大阪南部を南北に走る国道26号線の地下に駅はあります。

花園町駅(はなぞのちょうえき)は、大阪市西成区の中央やや北にある駅です。市内南部を南北につなく国道26号線の地下に位置します。この地域では四つ橋線の東側に並行して、南海電鉄本線が走っており、約200m東に南海「萩之茶屋駅」があります。また駅の南側には「花園交差点」があり、交差点の東側が、大手スーパー「イズミヤ」の本社であり、発祥の地でもあります。駅周辺は国道沿いに商業ビルなどが点在し、一筋入れば工業地区と住宅地が混在した下町が広がっています。

■かつては繊維、造船などの工業で栄えた地域です

この地域は上町台地の西側に広がる低地帯で、中世頃までは海に面していました。江戸時代になって、大阪市内に野菜を供給する近郊農業地帯となり、市内北部の「天満青物市場」まで野菜を運んで販売していました。しかし市場があまりに遠いので、すぐ北側の難波あたりで立ち売りが公認され、これが大国町駅近くにある「木津市場」の起源となりました。

明治以降は阪堺電気軌道や南海鉄道の開通により、郊外住宅地として開発され、市内に近く便利なので住宅地、工業地として大いに栄えました。駅の西側を流れる木津川沿いには繊維、鉄工、造船などの大工場が建ち並びましたが、オイルショック後の産業構造の変化で、大工場は郊外に移転し、マンション、木造アパート、町工場が混在する現在の姿になったのです。

 

花園交差点の南東側にそびえる「イズミヤ本社」。

 

幹線道路から一筋入れば昭和レトロタウンが広がっています。

 

このような「いい感じ」の風景があちこちで見られます。

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