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2016/09/14ディスカバー大阪四つ橋線

四つ橋線・北加賀屋駅

地域を東西に走る南港通の地下に駅はあります。

北加賀屋駅(きたかがやえき)は、大阪市住之江区の東部にある、四つ橋線の駅です。この地域を東西に走る南港通と、南北に走るなにわ筋がクロスする「北加賀屋交差点」から100mほど東側の地下に位置します。地下鉄四つ橋線はこの地域では、南港通の地下を走りますが、北加賀屋で南方向に曲がり、新なにわ筋の地下を走って終着の「住之江公園駅」に向かいます。駅の東側は前の駅である「玉出」エリアの古い住宅街が広がり、駅の西側は大阪南港の工場地帯や貯木場のあるエリアにつながっています。

■両替商、加賀屋甚兵衛が開いた新田でした

北加賀屋エリアは、上町台地の西側の平野地帯で、古代から中世までは海であり、江戸時代の大和川の付け替えと新田開発によってできた陸地です。北加賀屋は、大阪淡路町の両替商だった加賀屋甚兵衛が開いた「加賀屋新田」の一部でした。

周辺は明治時代後期頃までは農村で、野菜や米が作られていましたが、第一次世界大戦(1914年)を契機に、木津川筋に造船所が集中しました。北加賀屋は昭和20年代には、2万人を超える造船労働者で盛況を博し、住宅地・工業地帯として大きく発展しました。
しかしやがて狭い木津川で大型船を作ることに限界が生じ、産業構造の変化もあって、造船所は九州に移転。北加賀屋は集合住宅や商店が混在する街になりました。現在の駅周辺は、南港通の北側には古い町並みが残され、南側には公営住宅が建ち並んでいます。

駅出口のすぐ背後に市営住宅が並んでいます。

駅の南側は公営住宅が建ち並ぶ一角です。

住宅街の中にもいくつものクリニックがあります。

駅の北側には昭和レトロな町並みが広がっています。

 

 

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