2016/09/28ディスカバー大阪千日前線
2016/09/28ディスカバー大阪千日前線
阪神高速の高架下、阪神駅前交差点の地下に駅があります。
野田阪神(のだはんしん)駅は、大阪市福島区のほぼ中央にある地下鉄千日前線の始発駅です。市内を東西に結ぶ国道2号線と、新なにわ筋、北港通という主要幹線が分岐する交差点の地下に位置します。交差点北側には阪神電鉄「野田駅」、北西側にはJR東西線の「海老江駅」があり、乗り換えが可能です。また頭上には阪神高速神戸線が東西方向に走っており、福島区の交通の要所となっています。駅周辺は区の中心部で、公共施設や商業が集中し、古い集合住宅や戸建て住宅が密集する都心の住宅地です。
野田阪神エリアは、淀川の本流、堂島川の北側にあたり、江戸時代は近郊農村でしたが、明治以降、繊維産業などの大工場が建設され、周辺には中小企業がひしめく工場地帯となりました。駅の南西側でかつて松下電器産業が創業したほか、現在でも印刷・製本工場や、自動車部品などの卸業者が数多く残っています。
戦前は阪大病院や大阪市中央卸売市場本場なども建設されましたが、戦後は商業化と住宅地化が進み、大工場が郊外に移転した跡地に、大規模団地や超高層マンションが建ち並んでいます。
駅周辺は、駅の北側に商業施設「野田阪神ウイステ」と「大日本住友製薬」がある他は、空襲を免れた古い住宅街で、レトロムードたっぷりの商店街が賑わいをみせています。また阪神本線の高架下には、機械工具や金属材料、配管、建築金物などの企業四十数社が並ぶ「野田阪神機械工具街」があります。地下鉄駅出口から阪神電車の乗り換えは至便です。
交差点の頭上を走る阪神高速は神戸と大阪市内を結んでいます。
駅の北側には大型商業施設の「野田阪神ウイステ」があります。
ウイステの北側には阪神電鉄の本社もあります。
阪神本線の高架下にある「野田阪神機械工具街」。
周辺の商店街も賑わいをみせています。