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2016/10/12ディスカバー大阪千日前線

千日前線・阿波座駅

 

阿波座交差点の巨大で美しいジャンクション。

阿波座(あわざ)駅は大阪市西区のほぼ中央にある千日前線の駅です。駅名の由来は、阿波国(四国)の商人たちが居住したという説と、阿波屋西村太郎助の所領であったという説があり、古代は海上交易の拠点でした。現在の阿波座駅も、地上は中央大通と新なにわ筋の交差点、その上に阪神高速の大阪港線と神戸線が連結するジャンクションがあり、地下鉄も千日前線と中央線が連結しています。阿波座は昔も今も「交通の要所」です。

■西側は大病院の移転で大きく変わる

西区は、大阪市内では珍しく、人口が増加しているエリアです。職住近接のマンションや集合住宅が建ち並ぶ高層住宅街として、再開発が進められています。

特に阿波座交差点の北西側では、大昔の大阪府庁の跡地を利用して、「大阪メトロポリスタワー計画」というビックプロジェクトが進行中です。「病院を中心としたまちづくり」という趣旨で、2016年までに超高層46階建て、565戸の「OMPタワー」と、187戸の「MARK20」というマンション街区が完成し、現在、交差点の南西にある大型総合病院「日生病院」が、17年に移転してきます。このエリアには、すでに「文化芸術創造センター」もオープン。マンションの分譲も始まっており、完成すれば周囲は一変することでしょう。
また南西側は、古い機械メーカーや住宅が密集していますが、ここから「日生病院」が抜けるわけですから、その跡地利用によって、大きく変貌する可能性があります。

地下鉄駅の出入口は中央大通沿いにあります。

大通りから一歩入れば、民家やオフィスが混在しています。

■東側はオフィス+マンション+問屋街

阿波座交差点の北東側は、中央大通と並走する本町通を渡って、市内有数の公園「靭(うつぼ)公園」につながるエリアです。都心のオフィス街ですが、こちらも職住近接を意識したマンションが多数、建築されています。都心部駅前、車の便も良く、大きな公園があるためです。

「靭公園」は東西に細長い形をした公園ですが、これはかつて占領軍の飛行場だったためです。その北側は土佐堀をこえ、大阪国際会議場やリーガロイヤルホテル、大阪市中心部の中之島方面へとつながっています。また南東側には、金属や機械などの問屋が並ぶ「立売堀(いたちぼり)」があります。こちらは江戸時代から木材の集散で栄え、大正時代以降に、金属機械の問屋街になりました。中小企業が集中しており、ビジネスチャンスが無数にあるエリアです。

中央大通の北側を「本町通」が並走しています。

都心部ながら9.7ヘクタールの敷地をもつ靭公園。

 

 

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