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2017/01/25ディスカバー大阪千日前線

千日前線・今里駅

交通量の多い五叉路交差点、今里交差点の東側地下に駅はあります。

今里(いまざと)駅は、大阪市東成区の南側にある地下鉄千日前線の駅です。市内を東西に結ぶ長堀通と千日前通が合流し、そこに南北に走る今里筋がクロスする五叉路、今里交差点の東側地下に位置します。交差点北側地下には今里筋線の終着駅「今里駅」があり、地下道での乗り換えが可能です。今里交差点は主要幹線が交差する交通の要所で、かつては珍しいロータリー交差点でした。駅周辺は区の中心部で区役所などがありますが、一筋入れば一戸建てや長屋が密集する古い住宅地区です。

■古い街道筋は現在も交通の要所です

今里のある東成区は、上町台地の東側にあたり、古代は河内湾という海の底でした。やがて河内湾は海から閉ざされた河内湖となり、川から流れ込む土砂によって、陸地が作られていきました。

今里エリアは平安時代、室町時代には、荘園(しょうえん)と呼ばれた寺社などの私有地の一部であり、江戸時代には大今里・東今里・西今里といった村になりました。

大阪から奈良に向かう街道沿いにあり、明治の前半ごろまでは、農村が点在するのどかな田園地帯が広がっていましたが、やがて住宅地や商工業が目立ちはじめ、大正時代に大阪市に編入され東成区の一部となります。昭和のはじめ、長堀通と千日前通の合流点としてロータリーが作られた頃から、周囲は一気に市街化し、住宅が密集する現在のような街になったのです。

駅の真上は今里から次駅の新深江へ向かう国道308号線です。

 

市内を南北にむすぶ今里筋。こちらには地下鉄今里筋線の駅があります。

 

駅の北側にある「今里新道商店街」は地域商業の中心です。

 

■上方芸能にもゆかりが深いレトロタウンです

ちなみに今里界隈は、戦中から戦後、5代目笑福亭松鶴、4代目桂米團治をはじめ、上方落語のスターたちが居住し、あるいは修行の場とし、また昭和のはじめには浪曲・落語・漫才等の演芸常設館が設けられるなど、上方芸能とゆかりの深い地域でもあります。

「阪急オアシス」上階にあるクリニックプラザ。

 

駅周辺にもクリニックの看板が並んでいます。

 

一筋入れば昭和の香り漂うレトロタウンです。

 

 

 

 

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