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2017/07/12ディスカバー大阪千日前線

千日前線・南巽駅

大阪市の重要な環状道路、内環状線の地下に駅があります。

南巽(みなみたつみ)駅は、大阪市生野区の南東にある地下鉄千日前線の終着駅です。市内を南北に走る内環状線の、南巽駅前交差点北側の地下に位置します。大阪の環状道路は、中心部に近い方から順に、「内環状線」「中央環状線」「外環状線」です。この駅は、大阪の中心部に一番近い環状道路の地下にあります。生野区の中心から離れ東大阪市寄りにあり、駅の東側は平野区の北端になります。駅周辺は町工場と一戸建ての住居、アパートなどが混在したエリアです。

■のどかな農村地帯が工場+住宅地域になりました

南巽駅のある巽地域は、古代からの古い歴史を持つエリアです。

御勝山(おかちやま)古墳からは、縄文時代初期の土器片が発見され、また「日本書紀」には仁徳天皇がこの地に、治水のための「横野堤」を築いたとあります。

江戸時代まではわずかな集落が点在するだけの田園地帯でしたが、明治時代の町村制の施行により、5つの集落が合併して、「巽村」が生まれました。巽という名前は、大坂城から見て南東の方角、辰巳の方向にあったことに由来します。

大正から昭和の大阪の商工業の発展と共に、巽村の農地も工場敷地や住宅地となり、昭和に入ってから「巽町」となり、ゴムとガラス工業で大いに栄えました。昭和30年に大阪市の一部に組み込まれ、現在の生野区巽地域となったのです。

 

駅の南端は「南巽駅前交差点」になっています。

駅の南側には応神天皇を主祭神とする巽神社があります。

一筋入れば町工場と住宅が混在する町並みが続いています。

 

 

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