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2017/07/26ディスカバー大阪長堀鶴見緑地線

長堀鶴見緑地線・大正駅

駅は大正駅前交差点の地下にあり、地上にでると目の前はJR大正駅です。

大正(たいしょう)駅は、大阪市大正区の北端にある地下鉄長堀鶴見緑地線の始発駅です。市内を東西に走る「千日前通」は、木津川を西に渡ると南方向にカーブし、「大正通」となります。大正駅は「大正通」とJR大阪環状線がクロスする「大正駅前交差点」の地下に位置し、地下鉄とJR環状線の乗り換え駅になっています。駅の北側には木津川と道頓堀川が合流し、尻無川が分岐する「川の交差点」があり、西区、浪速区、大正区の区境になっています。大正駅から南側の運河に囲まれた島状の地域が大正区で、大正駅はその玄関口です。

 

■江戸時代に開発された三角州の工業地帯です

大正区は、かつての淀川と大和川によって運ばれた土砂でできた、大阪湾の三角州のひとつです。江戸時代の新田開発でほぼ現在の地形が形作られ、明治16年には大阪紡績会社(今の東洋紡)が、日本で初めて英国から蒸気式の紡績機を輸入し、大阪を日本一の紡績工業都市へ発展させるきっかけを作りました。

また明治18年には広大な貯木場や自動車工場、造船所なども作られ、この地域は阪神工業地帯の重工業集積地となります。これらの大工場に働き口を求めて、沖縄県から多数の移住者が集まったことが、今も続く沖縄出身者のコミュニティの元になりました。川沿いの工場には大きな船が着岸するため、区を取り囲む運河は、駅周辺などの一部を除いて橋を掛けられず、現在も渡し船が対岸を結んでいます。大正区には他に駅がなく、大正駅と、駅前から各地に走る市バスが、6万6千人区民の重要な公共交通です。

 

地下鉄駅のほぼ真上にJR大正駅があり乗り換えはスムーズ。

 

駅前から区内外の各地に市バスが出ています。

 

区内に他に駅はないので、バスが住民の足になっています。

 

 

■「リトル沖縄」は地域商業がよく発達しています

大正駅の地上部は、JR大正駅のガード下で乗り換えは至近です。「リトル沖縄」と呼ばれるだけあって、駅周辺には沖縄料理や沖縄食材を扱う店が多く、目抜き通りである大正通り沿いには、飲食店や中小のオフィスビルなどが並んでいます。また駅の南西方向にある泉尾地区には、「泉尾商店街」をはじめいくつかの商店街がつながり、地域商業の核となっています。

駅の北側は、尻無川を渡ればすぐに「京セラドーム大阪」で、市街の各所から巨大なドームの姿を見ることができます。尻無川沿岸には、リバーフロントの立地を活かしたレストランなども進出しています。

リトル沖縄にふさわしく駅周辺に沖縄料理店などがたくさんあります。

 

駅前から少し離れたところに「泉尾商店街」などが連なっています。

 

駅前のビルにはクリニックがテナントで入っています。

 

市街地の中にも中小の医院が広く分布しています。

 

 

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