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2017/08/24ディスカバー大阪長堀鶴見緑地線

長堀鶴見緑地線・西長堀駅

長堀通と新なにわ筋の交差点の地下に駅はあります。

西長堀(にしながほり)駅は、大阪市西区のほぼ中央にある地下鉄長堀鶴見緑地線の駅です。市内を南北に結ぶ「新なにわ筋」と、東西に結ぶ「長堀通」が交差する「鰹座橋(かつおざばし)交差点」の地下に位置します。交差点北側には阪神高速神戸線の西長堀出入口があり、交通の要所となっています。駅周辺は区の中心部で区役所があり、大阪市立中央図書館や市立公文書館などの公共施設も集中しています。周囲は中層のマンションが多い住宅地区ですが、発展が著しい北堀江・南堀江の一角なので、若者向けのショップも増加してきています。

■かつては全国物資の流通拠点でした

駅の北側の西船場、南側の堀江地区は、江戸時代から多くの堀川が流れ、魚市場や海産物の問屋街や、土佐藩、薩摩藩などの蔵屋敷が建ち並び、船運で栄えた地域でした。なかでも土佐藩は商売上手な藩で、土佐のカツオを商都大阪に運び、そこから全国に流通させました。そのカツオの市が立ったのが「鰹座(かつおざ)」で、西長堀駅のある鰹座橋交差点の名前はその名残です。

明治時代には駅の北西方向の川口に外国人居留地ができ、大阪の文明開化の象徴となりました。その木津川対岸の江之子島には大阪府庁・大阪市役所が建設され、西区は大正時代まで大阪の行政の中心地でした。しかしやがて市場や問屋街が移転統合され、高度成長期以降、材木商、陶器商、機械金属商なども郊外に移転し、全国物資の流通センターの役割をしていたこの地域は、都心に隣接した住宅街に生まれ変わったのです。

 

駅出口のそばに西区の区役所があります。

 

大阪市内を南北に結ぶ「新なにわ筋」は重要な幹線道路です。

駅のある鰹座橋交差点は長堀通の西端にあたります。

 

現在の西長堀駅周辺は、近年の都心回帰により、マンションの相次ぐ建設などで人口が急増し、心斎橋寄りに集中していたカフェ・レストラン、服飾店、インテリア、雑貨店などが、西側に伸びてきています。

「オレンジ・ストリート(立花通り)」の家具店跡には、東京から大型セレクトショップが相次いで進出し、SOHOや小規模事務所なども増え、ファッショナブルで文化的な若者の街に変化しつつあります。

駅前は区の中心部で公共施設が集中しています。

有名な南堀江「オレンジストリート」のさらに西側の地域です。

若者向けの高感度なショップも増えてきています。

駅の西側にある急病診療所は目をひく建物です。

 

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