2017/09/21ディスカバー大阪長堀鶴見緑地線
2017/09/21ディスカバー大阪長堀鶴見緑地線
新長堀通、新橋交差点の地下に駅はあります。
心斎橋駅(しんさいばしえき)は、大阪市中央区の西端にある駅です。大阪市内を南北につなぐ主要幹線の「御堂筋」と、東西につなぐ「長堀通」の交差点に位置します。地下鉄長堀鶴見緑地線と御堂筋線が連絡し、西側約100mにある地下鉄四つ橋線の「四ツ橋駅」にも、徒歩の乗り換えが可能です。またこの心斎橋駅から長堀通沿いに、御堂筋線の「長堀橋駅」まで、東西730mにおよぶ日本最大規模の地下街「クリスタ長堀」があります。地上部は市内屈指の商業エリアで、大阪の観光スポットのひとつにもなっています。
心斎橋界隈は、御堂筋から一筋東の「心斎橋筋商店街」を中心に、百貨店、専門店、高級ブランドショップなどが集積する大阪を代表する繁華街です。心斎橋筋はかつて長堀川(現在の長堀通)にかかっていた橋の名前に由来し、江戸時代から商売の街、買い物の街として栄えていた地域です。
明治以降に堺と難波をつなぐ「阪堺鉄道」(現在の南海電気鉄道)が開業し、大丸や十合(そごう)といった呉服店が、百貨店経営を開始することで、「西の銀座」として大いに発展しました。
その後も商業の中心は「大丸百貨店」「そごう」を中心とした心斎橋筋でしたが、1970年代から、西心斎橋の周防町筋周辺が、若者ファッションのメッカ、通称「アメリカ村」として栄えはじめ、次には鰻谷が注目され、という風に、流行の注目エリアの移り変わりと共に、商圏が拡大されてきました。
改札から直結の地下街が「長堀橋駅」「四ツ橋駅」とつながっています。
心斎橋の商業ゾーンの中心、心斎橋筋商店街。
有名なファッションビルやブランドショップが集中しています。
現在の心斎橋エリアの注目ポイントは、心斎橋駅の北側、南船場周辺です。ここは御堂筋沿いに、「マックス・マーラ」「シャネル」「ルイ・ヴィトン」「カルティエ」といった高級ブランドショップが出店し、すべてが東京よりも大きな店舗なので「日本最大のブティック街」と称されています。
さらに南船場の北西方向は、「アメリカ村」より高年齢を対象にしたショップが並び、地下鉄四つ橋線側の堀江エリアは、カフェのメッカであり、「APC」など東京のブティックが進出しています。
ファッション、飲食、いずれも激戦区ですから、店舗への誘導ができるガイド放送は集客の切り札になります。またビルのテナントとして、各種クリニックも健闘しており、ユニークな専門学校も多い、魅力たっぷりのエリアです。
70年代から若者の街として注目され発展した「アメリカ村」。
南船場周辺に集中する世界のスーパーブティック。
南船場の裏通りはトレンドショップのメッカです。