大広メディアックス車内ガイド放送や
交通・屋外広告媒体の取扱い

お問い合わせ

2017/10/19ディスカバー大阪長堀鶴見緑地線

長堀鶴見緑地線・松屋町駅

長堀通と松屋町筋の交差点の地下に駅はあります。

松屋町(まつやまち)駅は、大阪市中央区のほぼ中央にある地下鉄長堀鶴見緑地線の駅です。大阪市内を東西に走る長堀通と、南北に走る松屋町筋がクロスする「松屋町交差点」の地下、東側に位置します。節句人形や花火などで有名な「松屋町商店街」の最寄り駅で、東京でいえば「浅草橋」のような感じです。幹線道路である長堀通、松屋町筋には商業ビルやオフィスビルが建ち並んでいます。しかし一筋入れば昔ながらの住宅地で古い民家も多く、近年は特に中高層のマンションが増加し、都心回帰してきた新住民が増えています。

■「水都」大阪の歴史が刻まれた松屋町商店街

江戸時代の大阪はまさに「水都」、水運の街で、長堀川などの運河を中心に街が発展していました。松屋町筋周辺は長堀川に面して、江戸時代から菓子問屋が集中する地域でした。そこに加えて明治以降、人形、玩具、紙、文房具などの問屋が移転してきて、現在のような問屋街になりました。

明治以降は物流のルートが、水運から鉄道や道路交通に大きく変化した時代で、大正から昭和にかけて御堂筋の拡張工事がありました。その時に御堂筋近辺の問屋が数多く立退きを求められ、松屋町に移転したのですから、ここはまさに大阪の歴史が刻まれた街です。

現在の松屋町商店街は、幹線道路である松屋町筋を挟んで、通りの両側に節句人形、花火、菓子、文具などの商店や問屋が並んでいます。「節句人形といえば松屋町」ということで、大阪だけではなく関西各地から買い物客が訪れます。飴やグミでお馴染みのUHA味覚糖の本社(UHA館)もここにあります。

「人形の街」にふさわしく、駅構内にも節句人形のディスプレイがあります。

松屋町筋の両側に伸びる商店街。「まっちゃまち」と俗称されます。

節句人形や結納用品、夏は花火などが大量に販売されています。

人形や玩具のお店だけではなく、他業種も混在しています。

お菓子メーカー、味覚糖の本社&イベントホールもあります。

 

 

一方で松屋町筋界隈は、都心部の生活の街でもあります。古くからの住民が多い上に、中規模マンションの新築などで都市住民が増加しています。駅の南側にある「空堀商店街」など地域商業も発達しており、買い物に困ることはありません。大正時代に神戸から移築されたお屋敷を、複合施設として再生した「練(れん)」や、長屋を再生した「惣(そう)」など、住民向け、観光客向けのお洒落なスポットも増えてきています。

もともと有名商店街の最寄り駅であり、多くの買い物客、地域への訪問客が地下鉄を利用します。遠隔地からやってくる買い物客も多いので、ガイド放送による告知や集客がとても効果的です。また地域住民が多く、病院やクリニックも街中に広く分布しています。新住民も増加しているので、こちらもガイド放送による告知や誘導が有効です。

一筋入れば中層のマンションが並び多くの住民が生活しています。

 

お屋敷再生複合施設の「練」は駅のすぐ南側。飲食や物販がテナント入居しています。

 

南北に流れる東横堀川の上は阪神高速の環状線です。

 

医院、クリニックも街中に広く分布しています。

 

長堀鶴見緑地線の駅一覧

路線一覧

カテゴリー

最新の記事