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2017/11/30ディスカバー大阪長堀鶴見緑地線

長堀鶴見緑地線・森ノ宮駅

高速道路とJR環状線がクロスする森ノ宮駅駅前交差点の地下に駅はあります。

森ノ宮(もりのみや)駅は大阪市のほぼ中央にある「大阪城公園」の南東にあります。地下鉄長堀鶴見緑地線と中央線、JR環状線が連絡する駅です。森ノ宮駅前を南北に走る「玉造筋」は天王寺区の「天王寺駅前」から都島区の「京橋駅」付近まで、JR環状線と並走する道路です。駅の北西は「大阪城公園」、北東は「森ノ宮車検場」で占められているので、主な市街地は、駅の南側に広がっています。駅周辺の文化ホールを利用した入社式と、大阪城公園の花見客で、4月が最も混雑する駅です。

 

■野球場の街からスポーツ施設の街へ

森ノ宮駅といえば、まずは大阪の主要スポット「大阪城公園」へのアクセス駅のひとつです。駅を上がると目の前に広大な「大阪城公園」の南東部入り口があります。

そしてもうひとつ、森ノ宮駅はかつて「野球場の駅」でした。駅南西部に戦後から広く親しまれた、近鉄バファローズの準拠点「日生球場」があり、森ノ宮駅が最寄駅だったのです。球場が「この街の戦後を支えてくれた」という住民がいるほど、地域発展の要だったのですが、残念ながら1997年に閉鎖されました。

その後15年間も再開発が決まらず、3万3千平米もの広大な敷地が残されていましたが、ようやく2015年、商業施設、飲食、物販などで構成される「もりのみやキューズモールBASE」が開業しました。市内でも指折りの大規模開発であり、周辺地域はいま大きく発展しています。

地下鉄駅の出口を出ればすぐにJR駅。アクセスは良好です。

駅のほぼ中央部の地上に大阪城公園への入り口があります。

駅の南西にショッピングモール「もりのみやキューズモールBASE」があります。

「近鉄森の宮ビル」などの企業拠点もあります。

 

■大型医療施設もある市内指折りの医療タウン

また森ノ宮は「医療の街」でもあります。駅周辺にはベッド数500の「大阪府立成人病センター」や、市民が広く利用する「大阪がん予防検診センター」などがあり、施設の利用者のほとんどが森ノ宮駅を利用します。また大規模医療施設の周囲には、関連施設や中小の病院、薬局などが集まるもので、周辺はちょっとした医療タウンになっています。

もともと大阪市の東部は古い土地なのですが、森ノ宮も例外ではありません。駅のすぐ南側に、地名の由来となった「森ノ宮神社(鵲森宮・かささぎもりのみや)」があり、「日本書紀」推古天皇の時代の史実が伝えられています。

北に大阪城、西に難波宮跡、東には森ノ宮遺跡があり、まさに「どこを掘っても遺跡が出てくる」ようなところ。市民にはお馴染みの「森ノ宮ピロティホール」も、森ノ宮遺跡の遺構を保存するために、建物をピロティ方式(高床式)で建てたところからその名がつきました。

府立成人病センターに隣接する「府立健康科学センター」。

地名の由来となった「森ノ宮神社(鵲森宮・かささぎもりのみや)」。

森ノ宮遺跡の遺構を保存するため高床式で建築された「森ノ宮ピロティホール」。

 

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