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2015/10/21ディスカバー大阪御堂筋線

昭和町駅

この地域を南北に走る「あびこ筋」の地下に駅はあります。

この地域を南北に走る「あびこ筋」の地下に駅はあります。

昭和町駅(しょうわちょうえき)は、大阪市阿倍野区のほぼ中心にある御堂筋線の駅です。地下鉄御堂筋線はこの地域では南北に走る「あびこ筋」の地下を走り、東西に走る「松虫通」と交差する北側に昭和町駅があります。なお駅の北側300mのところに谷町線の「文の里駅」があり、徒歩での乗り換えが可能です。駅周辺は阿倍野区の古い住宅街で、細い路地が入り組み、戸建ての民家が密集しています。再開発中の「天王寺駅」からわずかひと駅の便利さで、商店街なども充実し、住みやすい地域となっています。

■古くから人が住んでいた歴史ある住宅地です。

もともと阿倍野区は北側の谷町エリアとつながる、上町台地に広がった集落地域でした。古代から人が住み、石器時代の遺跡からは貝塚や鯨骨、漁具の蛸壷などが発見されています。
中世からは熊野街道(現在のあべの筋)を通った熊野詣が盛んになりましたが、上町台地の裾野をいく紀州街道が使われるようになってからは、ひなびた農村地帯に逆戻りしてしまいました。
明治のはじめ頃までは、見渡す限り田畑や原野が広がる田舎だったのですが、高台で景色が良かったことから住宅地として注目され、明治33年には馬車鉄道が開通します。この馬車鉄道が電車に切り替えられたものが、現在も親しまれる阪堺電気軌道上町線のチンチン電車で、今も昭和町駅の西側、約600mのところを南北に走っています。

駅の南側であびこ筋と交差する「松虫通」も交通量が多い。

駅の南側であびこ筋と交差する「松虫通」も交通量が多い。

道路沿いにはクリニック、進学塾が同居したビルも。

道路沿いにはクリニック、進学塾が同居したビルも。

■派手な施設はありませんが、魅力満載。

現在の昭和町駅周辺は、あびこ筋沿いにオフィスビルや商業ビル、マンションが建ち並び、一筋入れば古い住宅街が広がるエリアです。駅のすぐ西側には、有形文化財に登録された「旧寺西家住宅」という長屋もあり、再生されて有名な飲食スポットになっています。
まず駅の東側に、あびこ筋と並行して、ユニークなポスターで有名な「文の里商店街」があります。駅の近くには「スーパーライフ」や「デイリーカナート」などの大型スーパーも出来、生活には何の不便もありません。また病院は、古くからの住宅地だけあって、内科、小児科から人工透析まで、幅広い診療科目の専門医院が、駅前からわずかに離れた場所にあります。幹線道路沿いに、進学塾もいくつかあります。

古い長屋が再生された「旧寺西家住宅」。

古い長屋が再生された「旧寺西家住宅」。

駅のすぐ東側にある「文の里商店街」。

駅のすぐ東側にある「文の里商店街」。

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