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東三国駅は新御堂筋の高架道路に挟まれています。

 東三国駅（ひがしみくにえき）は、大阪市淀川区の東端にある御堂筋線の駅です。大阪府の北部、大阪市北区から箕面市までを南北につなぐ「新御堂筋」の高架道路と一体化しています。新御堂筋は、西日本首位の交通量を誇る幹線道路で、周辺は飲食店や商業施設、オフィスビルやマンションが密集し、大阪都心へのアクセスの良さと、新大阪駅に近いことから、単身赴任の住民が多い地域です。東側約400mにはJR東海道本線の「東淀川駅」があります。

■新御堂筋沿線に商業が集中しています

東三国一帯は、1970年の千里万博に合わせて、大きく開発されたエリアです。
淀川区は元もと、淀川の渡しや能勢街道などが通る交通の要所で、江戸時代には肥沃な農業地帯でした。明治以降に区画整理が進み、都心部に近い、低層住宅が建ち並ぶ住宅街となりました。
そこに70年の千里万博の時、新御堂筋の整備、地下鉄・北大阪急行の敷設がなされたため、新御堂筋沿いに商業施設やオフィスが集中しました。
そのため駅から東西方向に離れると、一戸建てや長屋が密集する古い住宅地区が続いており、JR東淀川駅へ至る道沿いには地域密着型の「東三国商店街」があります。また駅の西側は、大阪市の土地区画整理事業の対象地であり、住宅の建て替えや公園の整備などが進められています。

新御堂筋の高架沿いにビルやマンションが密集しています。

沿線から離れると古い住宅街が続きます。

■古くからの商店街と駅前の商業施設。

駅周辺は古い住宅街で古くからの住民も多いのですが、街のスクラップ＆ビルドは着実に進んでいます。都心部に近く生活利便性が高いので、単身赴任者も多く、そのための中低層のマンションが多く建設されています。また駅の北東側にはURの公団住宅もあり、人口が多いエリアです。
駅前を中心に商業施設や集まっています。ずば抜けた大型施設こそありませんが、「グルメシティ」「ライフ」「ジャパン」「コーナン」などの地域密着型のショップが多いので、生活には便利な街と言えるでしょう。
また住民が多いため、内科、外科、整形外科など幅広い診療科目の医院があります。病院・医院は駅前に密集せず、地域全体に広く分布しています。

単身者向けのマンションが目につきます。

駅前の商業施設.

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