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喜連瓜破駅は大阪市南部の幹線「長居公園通」の地下にあります。

喜連瓜破（きれうりわり）駅は、大阪市平野区にある谷町線の駅です。この地域を南北に走る幹線道路「内環状線」と、東西に走る「長居公園通」の交差点の東側、長居公園通の地下に位置します。内環状線の上には阪神高速松原線の高架道路があり、区内でも交通量の多い地域です。喜連瓜破駅の駅名は、駅が所在する「喜連（きれ）」と、すぐ南西の「瓜破（うりわり）」のふたつの地名を合体させたもので、難読駅名として有名です。

■大阪を代表する歴史タウン、平野区。

駅の周辺は幹線道路沿いに大型店舗やオフィスビルが建ち並び、団地や府営、市営住宅などが広がる閑静な住宅街で、南東方向には広大な瓜破霊園があります。
平野区はもともと歴史ある地域で、平野遺跡群と総称される遺跡は、なんと旧石器時代から、縄文、江戸時代に至る複合遺跡です。特に駅から至近の瓜破霊園の建設中には、土器、石器から、中世〜近世の陶磁器も出土しています。
平野区は戦国時代から堺と並ぶ自治都市として知られ、江戸時代からは、木綿の栽培と集散地として栄え、明治時代には綿業の町に発展しました。綿業が衰退した後は、野菜の栽培や養鶏など、都市近郊の農業地と商工業地域として発展してきましたが、近年は農地や空き地が再開発され、公営住宅や中高層のマンションが林立する住宅地区になりました。区の人口は、20万人を超えて市内第1位です。

駅前にはイオン＋45の専門店が並んでいます。

駅のすぐ西側を走る内環状線と阪神高速道路。

■大型ショッピングセンターや、病院、進学塾なども！

喜連瓜破駅周辺は、谷町線天王寺より南の駅の中では、最も栄えているといっても良いでしょう。地上に上がるとすぐに「イオン喜連瓜破駅前店」があり、長居公園通沿いには「洋服の青山」や「スーパーライフ」などがあります。
また病院としては、駅前にベッド数174の地域医療の中心、「平野若葉会病院」があるほか、さまざまな診療科目の個人病院、クリニックが地域に点在しています。
居住人口が多い地域ですので、子どもの数も多く、進学塾や英会話教室も多くあります。

内環状線の西側すぐにある「ライフ喜連瓜破店」。

駅周辺には大型のマンションが建ち並んでいます。

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