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2015/05/20ディスカバー大阪谷町線

文の里駅

阪神高速と「あびこ筋」の交差点の地下に駅があります。

阪神高速と「あびこ筋」の交差点の地下に駅があります。

文の里(ふみのさと)駅は、大阪市阿倍野区のほぼ中心にある谷町線の駅です。大阪地下鉄谷町線はこの地域では阪神高速松原線の地下を走り、市内を南北に結ぶ「あびこ筋」と交差するところに文の里駅があります。このあびこ筋の地下には、地下鉄御堂筋線が走っています。あびこ筋を南に300m地点に「昭和町(しょうわちょう)駅」があり、谷町線と御堂筋線の乗り換えができます。谷町線の南行き電車は、文の里駅止まりが約半分あり、当駅を折り返して北向き「都島行き」「大日行き」の始発も出ます。

■古代から人が住んでいた歴史ある住宅地です。

文の里駅周辺は、阿倍野区の古い住宅街で、細い路地が入り組み、戸建ての民家が密集しています。
もともと阿倍野区は北側の谷町エリアとつながる、上町台地に広がった集落地域でした。古代から人が住み、石器時代の遺跡からは貝塚や鯨骨、漁具のタコツボなどが発見されています。
中世からは熊野街道(現在のあべの筋)を通った熊野詣が盛んになりましたが、上町台地の裾野をいく紀州街道が使われるようになってからは、ひなびた農村地帯に逆戻りしてしまいました。
明治のはじめ頃までは、見渡す限り田畑や原野が広がる田舎だったのですが、高台で景色が良かったことから住宅地として注目され、明治33年には馬車鉄道が開通します。この馬車鉄道が電車に切り替えられたものが、現在も親しまれる阪堺電気軌道上町線のチンチン電車というわけです。

幹線道路・あびこ筋沿いには、オフィスビルやマンションが。

幹線道路・あびこ筋沿いには、オフィスビルやマンションが。

阪神高速の高架下は道路利用されていません。

阪神高速の高架下は道路利用されていません。

■派手な施設はありませんが・・・

現在の文の里駅周辺は、あびこ筋沿いにオフィスビルや商業ビル、マンションが建ち並び、一筋入れば古い住宅街が広がるエリアです。特に大型の施設はありませんが、一昔前に比べると「ライフ」や「デイリ-カナート・イズミヤ」などのスーパーマーケットが出来たお陰で、日常の買い物には何の不便もありません。
医療関係も、古くからの住宅地だけあって、内科、小児科から人工透析まで、幅広い診療科目の専門医院があります。
北側の阿倍野区役所近辺から、南側の昭和町駅付近にかけて、公立・私立高校、専門学校、進学塾が多く、また駅の南側には、文の里駅と昭和町駅を繋ぐように「文の里商店街」があります。この商店街はユニークなポスターで有名になりました。
 

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