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2015/03/29ディスカバー大阪谷町線

谷町線 南森町

交通量の多い南森町交差点。駅はこの地下にあります。

交通量の多い南森町交差点。駅はこの地下にあります。

南森町駅(みなみもりまちえき)は、大阪市北区の南東側にある駅です。天神橋筋と国道1号線がクロスする交差点の地下に位置し、すぐ西側に阪神高速の環状線の出入口がある、市内道路交通の要所にあります。地下鉄谷町線と堺筋線が連絡し、またJR東西線「大阪天満宮駅」へも連絡通路があります。1日乗降人員は約7万6千人と、堺筋線では堺筋本町に次ぐ2位。駅周辺は「天神橋筋商店街」を中心に飲食物販が混在し、国道1号線沿いにオフィス街が広がっています。南森町の地名は江戸時代から続く由緒あるものです。

■地域の顔は、大阪天満宮と天神祭。

南森町駅の3番出口は、日本一長い「天神橋筋商店街」のアーケードに直結しています。南北2.6キロに約600店舗が並ぶ商店街は、この南森町駅の南側、天神橋1丁目まで続いています。
そして南森町駅の南側、天神橋2丁目には「大阪天満宮」があります。天満宮は菅原道真をお祀りした神社ですが、北野天満宮・太宰府天満宮に、この大阪天満宮を加えて「日本三大天神」と呼ばれます。お正月の初詣には約55万人が参拝し、地元では「天神さん」と呼ばれ親しまれています。
またこの「大阪天満宮」で催される「天神祭」は、京都の祇園祭、東京の神田祭と合わせて「日本三大祭」と称され、毎夏、約125万人もの来場者で賑わいます。この大規模な祭りを運営するのは、周辺から市北部にある数十の「講社(こうしゃ)」という地域組織で、多くは江戸時代から続くものです。現在は町会と重なったり、「大阪天満ライオンズクラブ」などの講(こう)もあります。市街地ですが、昔からの地域の結びつきが強いエリアなのです。

駅の出口がそのまま商店街アーケードに直結。

駅の出口がそのまま商店街アーケードに直結。

近畿一円から人が集まる大阪天満宮。

近畿一円から人が集まる大阪天満宮。

■大阪キタのビジネス街だが居住人口も多し!

商店街と天神祭は古くから地域に根ざすものですが、一方で南森町界隈は、大阪キタの梅田から続く、ビジネス街の一角でもあります。「東梅田」駅まで谷町線なら1駅、約2分という好立地もあり、国道1号線沿いにはオフィスビルが建ち並び、周辺には「読売新聞大阪本社」をはじめ、さまざまな企業の本社があります。
また1990年代には、再開発による「大阪アメニティパーク」が建設され、「帝国ホテル大阪」や高層オフィスビルなどが集積しており、新たな都心機能を担う地域として発展が期待されています。
中小企業、老舗企業も無数にあり、堺筋線第2位の南森町駅の乗降人員のほとんどは、ビジネスのためにこの駅を利用する人たちです。堺筋線では特にこの「南森町」から「北浜」間の通過人員が多く、混雑度も高めです。
さらに近年の都心回帰の流れと、交通至便、商店街があり生活利便性が高いので、周辺にはマンションも多く見られるようになってきました。幹線道路から一筋入ると、区画整理された街並みに、中小の事務所ビル、店舗、マンション、住宅などが混在した風景が広がっています。

国道1号線側にはJR東西線「大阪天満宮駅」が。

国道1号線側にはJR東西線「大阪天満宮駅」が。

国道沿いに建ち並ぶオフィスビル群。

国道沿いに建ち並ぶオフィスビル群。

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