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2014/10/22ディスカバー大阪堺筋線

北浜駅

北浜1
北浜駅(きたはまえき)は、大阪市中央区の北端にある駅です。淀川から南に分岐し市内を流れる「大川」は、大阪の中心地、中之島で2本の川に分かれます。北側が「堂島川」、南側が「土佐堀川」ですが、北浜駅はその土佐堀川に面し、南北に走る堺筋と、東西に走る土佐堀通の交差点に位置します。地下鉄堺筋線と京阪本線が連絡し、京阪中之島線「なにわ橋」にも徒歩約50mで乗り換えできます。また地下鉄御堂筋線「淀屋橋」と京阪本線「淀屋橋」にも地下の連絡通路で結ばれています。

■古くから大阪随一の金融街。

北浜界隈は古くからの大阪随一の金融街でした。江戸時代に金・銀・銭の相場を決める「金相場会所」や、輸出商品を売買する「俵物会所」が北浜に移転され、明治以降は「大阪株式取引所(大阪証券取引所)」が設置され、日本経済の近代化に大きな役割を果たしました。
北浜駅の北側から地上に出ると、目の前にこの「大阪証券取引所」がそびえています。現在でも、東京、名古屋の証券取引所とともに日本の「三市場」とされ、一部、二部、ジャスダック、先物などの取引が行われています。周辺には証券会社が多数あるほか、法律事務所や会計事務所なども無数にあり、まさに大阪経済の要となる地域です。
また駅の南側は高麗橋と呼ばれ、江戸時代から東海道、中国街道へつながる大阪の陸の玄関口として栄えてきたエリアです。現在も大企業、老舗企業のオフィスビルが建ち並んでいます。

御堂筋線、京阪本線への地下連絡通路。

御堂筋線、京阪本線への地下連絡通路。

難波橋を渡れば京阪中之島線「なにわ橋」にアクセス。

難波橋を渡れば京阪中之島線「なにわ橋」にアクセス。

■「薬の町」としての歴史も古いです。

高麗橋の南側には、大阪の薬の町「道修町(どしょうまち)」があります。路地を入ったビルの谷間に、「少彦名(すくなひこな)神社」があり、薬の神さま「神農(しんのう)さん」として親しまれています。ここは江戸時代から薬種商街として発展してきたエリアで、現在でも多くの製薬会社が本社を置いています。
「薬種商(やくしゅしょう)」とは江戸時代に薬価の決定権を持っていた株仲間のことで、武田薬品、田辺三菱、塩野義製薬なども、この薬種商をルーツにしています。「少彦名(すくなひこな)神社」の崇拝団体として「薬祖講(やくそこう)」があり、今でも大阪の薬業関係約350社が加盟しています。近代的なオフィス街なのに、古くからのつながりが重視される地域です。
また近隣には中小のクリニックや薬局が集中している他、駅直結、三越大阪本店跡地の商業施設「The Kitahama Plaza」には、6つの医院が入った「医療フロア(3階)」があります。
さらに上部は、都心の好立地を活かした超高層マンション「The Kitahama」となっており、地上54階、戸数465戸、高さ日本一のタワーマンションとして有名です。

ビルの谷間にある「少彦名(すくなひこな)神社」。

ビルの谷間にある「少彦名(すくなひこな)神社」。

 

道修町(どしょうまち)周辺には製薬会社がたくさんあります。

道修町(どしょうまち)周辺には製薬会社がたくさんあります。

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