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2017/02/08ディスカバー大阪千日前線

千日前線・新深江駅

地域を東西に走る国道308号線の地下に駅はあります。

 

新深江(しんふかえ)駅は、大阪市東成区の南東端にある地下鉄千日前線の駅です。市内を南北に走る内環状線と、東西に結ぶ国道308号線、府道24号線がクロスする、新深江交差点の西側地下に位置します。大阪の環状道路は、中心部に近い方から順に、「内環状線」「中央環状線」「外環状線」の3本があります。つまりこの駅は、大阪の中心部に一番近い環状道路と、東西の幹線道路の接続点にあります。駅周辺は住宅と商業、町工場が雑居するエリアで、大企業の本社もあります。

■のどかな農村が大都市のベッドタウンに

新深江駅のある東成区は、上町台地の東側にあたり、古代は河内湾という海の底でした。やがて河内湾は海から閉ざされた河内湖となり、川から流れ込む土砂によって、陸地が作られていきました。

深江エリアは平安時代、室町時代には、荘園(しょうえん)と呼ばれた寺社などの私有地の一部であり、江戸時代には、深江、片江、猪飼野(いかいの)といった村になりました。

大阪から奈良に向かう街道にも近く、明治の前半ごろまでは、農村が点在するのどかな田園地帯が広がっていましたが、やがて住宅地や商工業が目立ちはじめ、大正時代に大阪市に編入され東成区の一部となります。昭和になり大阪市が大きく発展をとげるとき、東成区もベッドタウンとして栄えましたが、戦時中の大阪大空襲で焼け野原となりました。つまりこの地域の建物はほとんどが戦後の建築です。

国道308号線、府道24号線と、内環状線がクロスする新深江交差点。

 

駅の北側に一筋入ると、地域商業の中心「ライフ新深江店」があります。

駅の南側、地下通路で直結している「コクヨ」本社ビル。

駅の北側にはペットフードの「ドギーマンハヤシ」の本社ビルがそびえます。

幹線道路から一筋入れば昭和レトロな町並みが続いています。

 

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