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守口駅は京阪国道の地下にあります。

守口（もりぐち）駅は、大阪府守口市にある谷町線の駅です。守口市の西側に位置し、京阪国道の地下にあります。守口市は大阪市に隣接し、そのベッドタウンを形成する衛星都市のひとつであり、同時にさまざまな企業がある、都市雇用圏にも含まれます。隣接する門真市にまたがって、世界的な家電メーカー「パナソニック」の本社があり、その城下町として栄えてきました。ちなみに京阪国道もその下を走る地下鉄谷町線も、守口駅の北東、数百メートルで、広大な「パナソニック」本社の敷地内を走り抜けます。

■駅の南側、京阪守口側が特に栄えています。

守口市は歴史の古い街です。室町期にはすでに「森口村」「守口村」があったとされ、ここから生駒山地への原生林の入り口、「森の口」の呼び名が「守口」に変化しました。江戸時代には京街道の宿場「守口宿」となり、明治以降も街道筋の要所、大阪市電や大阪市営バスの終点として発達してきました。
現在の守口駅前も京阪国道沿いに、市役所、消防署、警察署、市民会館など地域行政の主要施設が並んでいますが、都心部への交通の便を活かした、中高層のマンション建設も進んでいます。
また地域の商業の中心は、地下鉄守口駅の南側にある、京阪守口市駅方面で、2〜300メートルほど歩くと、スーパーや商店街などが点在する、周辺住民のお買い物エリアになります。

大阪と京都をつなぐ大動脈、京阪国道。

国道沿いに市役所など地域の中核施設が並んでいます。

■再生が期待される企業城下町。

守口駅の南西方面すぐ、京阪国道沿いに、巨大家電メーカー、三洋電機の本社ビルがあります。そして周辺地域には、企業城下町だけあって、街中に埋もれるように、パナソニック・三洋電機の関連企業や関連施設、中小のメーカーや工場などがたくさんあります。
三洋電機はパナソニックの子会社になりましたが、この大型企業の統合・再編によって、周辺地域の活性化が進むことが期待されます。
最後に守口市のユニークなトピックス！かつては門真市と合体を試みた？
守口市は隣接する門真市を取り囲むような形になっていますが、2005年に合併して「守口門真市」になることを検討。しかし住民投票では8割以上の住民が反対したため、合併は中止となった、というエピソードがあります。

幹線道路から一筋入れば昭和の町並み。

企業城下町らしい雰囲気が漂います。

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